医療関係者の方へ
Medical services

地域包括ケア病棟(レスパイト入院)のご案内
Hospitals for Community-based Care / respite hospitalization

当院では、「地域包括ケア病棟」がございます。
地域包括ケア病棟とは、急性期治療が終了した患者さんが、安心して在宅復帰できるように準備を行う病棟です。
今後、在宅療養されている患者さんのご家族を支援するため、レスパイト入院「在宅医療を支えるための入院」の受け入れを行います。

ご利用出来る方

「在宅医」からの要請がある方
在宅で医療機器（人工呼吸器、痰吸引、在宅酸素等）を使用しており、常時介助が必要な方
介護保険によるショートステイの利用困難な方
気管切開を受けられた方
胃瘻、腸瘻等経管栄養または静脈栄養の方
自力歩行や排泄が出来ない方
褥瘡などの処置が必要な方

レスパイト入院の基本ルール

１回の入院期間は、14日以内です。
ただし、次回のご利用は1ヶ月経過後とさせて頂きます。
レスパイト入院は、地域包括ケア病棟入院と同じ扱いになります。
レスパイト入院の合計日数が６０日までとなります。
その後は３ヶ月間利用できなくなります。
（例えば、１ヶ月に１４日間、毎月利用すると４ヶ月間で５６日となり、残り４日間となります。）
入院する日につきましては、月曜日から金曜日の平日とさせて頂きます。
入院の際は、お薬をご持参下さい。
症状が急変し治療が必要になった場合には、急性期病棟に転棟もしくは専門医のいる病院に転院する事もあります。
他の患者さんにご迷惑となるような行為等があった場合、入院継続が困難になる場合があります。

レスパイト入院の申し込み方法

申し込みは在宅医（かかりつけ医）、訪問看護ステーション、ケアプラン事業所からの予約申し込みが必要です。在宅医等にご相談下さい。
入院の予約は入院ご希望の１週間前までに、地域医療連携室へお申し込み下さい。申し込み時は、「地域包括ケア病棟入院申込書」と「診療情報提供書」をＦＡＸして下さい。
急遽、レスパイト入院をご希望される場合は、地域医療連携室にご相談下さい。

入院費用

入院費用は診療報酬基準に基づき計算させて頂きます。
個室をご利用の際は、別途室料差額を徴収させて頂きます。（状況により個室を利用して頂く場合があります。）